アラフォー女の運転免許取得への道

どんくさい方向音痴のアラフォーの私が自動車免許を取るまでとその後のカーライフの記録です。

こちらに表記されている内容はあくまで私の記憶に基づいたものです。 なにかの参考になれば幸いですが、
100%鵜呑みにせずご自身の教習所で習ったことやお手元の教科書などでしっかり確認してくださいね。
22.学科教習(その7)誤りがありました!ご注意ください!(誤った部分は削除済み)




48.卒業検定(前半)

こんにちわ。

今日は卒業検定について書きます。

修了検定(仮免)のときとは違い、死ぬほど緊張はしてはいませんが、まぁ、そこそこ緊張してやってきた、なめたヤロー(女)、アラフォーの私です。

仮免許取得の際に一度「検定」を行っているので、多少は慣れたもんで、どちらかと言うと心穏やかに指定の教室に向かいます。

待っている間はなんとなくミニメモを眺めますが、まー、頭に入りません。緊張しているわけではありません。今更いいや・・・って気分です。

いやぁ〜相当、なめてます。バカですね。

終了検定は通常3人一組で行うみたいですが、私は人数の関係上2人一組で行いました。20代後半ぐらいの、礼儀正しい若者と一緒です。

以前の修了検定のときは、緊張でどうにかなりそうだったから「とっとと終わらせたい!先のほうがいい!」と思っていたにもかかわらず3人中3番目の私でしたが、今回は「どちらかと言えば後のほうがいい!」と思っていたにもかかわらず、2人中1番目でした・・・。なんなの・・・。

一通り説明を受けたら、試験官?の先生が担当する教習生を呼びに来るシステムで、待っていたら50代半ばの先生が私と若者を呼びにきます。

卒業検定では、まず、先生が路上のスタート地点まで運転し、そこで教習生と運転を交代し、卒業検定がスタートします。

運転を交代した私は、たんたんと車を発進させる準備をし、出発前の確認もしっかりこなし車を発進させます。

日ごろ学んできたこと、危険予測ディスカッションで見せた先生も大絶賛の走り、ミニメモが、功を奏してついに担当の先生に褒められるほどの成長を見せたあの走り。そう、いつも通りに走るだけで、もう免許は目の前です。

担当の先生も「これぐらい走れたら卒検は大丈夫。自信が無いとそれが運転にでるから、自身を持って走りなさい。」と、言ってくれました。自身メーターも、MAXです。

いつも通り走るだけ。

いつも通り走るだけです。

いつも通り・・・。

 

 

いつも通り走るだけなのに・・・。

 

 

・・・・。

 

 

最初の交差点で左折した時です。

既に「左折後三つ目の交差点を右折」の指示が出ていた私は、「いつも通り」左折時に右の車線に入ります。

 

「いやぁ・・・、こういうのをちゃんと見ないと!」

 

先生が突然声を出します。

「こういうの」とは、左折後一つ目の交差点にいた、右合図を出して止まっている車のことです。

47.みきわめ(第二段階)で、右左折時に右の車線に入るか、左の車線に入るかは『(前方の状況にもよりますが)』と、書きましたが、まさに『前方の状況』というのがこのことです。

少し説明です。

次のルートで「3つ目の交差点で右折の指示」が出ているからといって、前方の確認もせず右車線に入ってしまったら、手前の交差点に右折車がいる場合、自分はまだ直進なのでその右折車をよけなければいけなくなるかもしれません。また、交通状況やタイミングによって、もし避けることができなかった時に、後ろから右折したい車が来てしまうと後続の車に多大なご迷惑がかかってしまうことにもなりかねません。

ですから、交差点を曲がる際は、前方の状況を確認し状況に合わせて入る車線を選択しなければいけないんです。

左折時左車線に入る場合も同じで、前方を確認し路駐している車がいるのが分かったら、左折や直進の指示が出ていても、予め右車線に入ったりします。(路駐かどうかの判断ができなかったらとりあえず左車線に入って、必要に応じて車線変更すればいいのですが。)

で、話は戻ります。

突然先生が発した言葉に動揺した私は、
「は、はい」と、とっさに返事をしますが、先生は首を傾げながら
「あーゆうのをちゃんと見れないと駄目だなぁ・・・。」と、たたみ掛けてきます。

幸い(?)前の車はとっとと右折していなくなり、私はそのまま直進することができましたが、先生は発言をやめません。「全く見てないもんなぁ・・・」

もちろん私のメンタルは崩壊を始めます。

(卒業検定ってこんな感じ?私、もう落ちた?いやいや、強制終了になってないってことはまだ大丈夫ってこと?)

色々な考えが頭を過ぎり、手に汗が滲み、あんなに落ち着いていた心は一転、心臓もバクバク言い始めます。おそらくハンドルはべちょべちょだったでしょう。。。(ゴメンね若者)

そして停車時です。

先生から指示があり、私は車を停車させます。

停車はもともと苦手なんだけど、近頃はあんまり注意されることがなかったので、自分では分からないが少しはまともになってきたのかと思っていました。

・・・・が、停車後再び先生から

「いや、あのさぁ・・・、これ、もっと、寄せれるんじゃない?こっち全然まだ空いてるよ?」

と呆れ顔で言われてしまいます。

それでも強制終了にはなりませんでした。

しかし、その後も、人も交通量も増えてきて、すでにぼろぼろの精神状態の私に幾多の試練が襲い掛かります。

私なりにどうにか対応したつもりですが、その度に先生は「いやぁ・・・」とか、「あーあーあー」とか、「今のはあんまり良くないなぁ・・・」「ちょっと危なかったんじゃない?」とか、「ちゃんと見てた?」とか、終始色々言われ続けます。

精神的にも、たぶん検定的にもノックアウト寸前の私ですが、ようやく私の番は終了します。。。。

 

次の彼の運転はそれはそれは素晴らしく、私の時とは打って変わって先生もルートについて以外、一言も言葉を発していません。私は、強制終了こそはされませんでしたが、さすがに「ダメだった・・・」と、後部座席で呆然と車に揺られます。

路上でダメだった場合は場内の縦列駐車は行わずそこで検定は終了なので、もう今日の帰りのことや次の補修や検定はいつ受けようかとか、そんなことを考えている間に、若者の番が終了します。

先生が「これから場内に戻りますが、縦列駐車の自信はいかがですか?」と雑談を始めますが、当然私には言われてないと思ったので、そのまま窓の外の景色をぼーっと眺めていたら、先生が「〇〇(私)さんはどうですか?」と、私にも聞いています。

・・・。

・・・・ん?

・・・・・・・・・・え?!

私、場内やるの!?

うそ?!

急に現実に引き戻されます。

そう・・・、なんと、あんなお粗末な運転で、路上はパスしてたんです!

気が動転した私は「あ、はい!自信がないけど頑張ります!」とかなんとか殊勝なことを言っちゃいますが・・・やはり路上の精神的ダメージが大きくて素直に喜べないし、テンションもダダ下がりです。。。。。たぶん点数はもうないだろうから、一つでも何か間違えば、即アウトになるでしょう・・・。

どうなる私・・・。

次回・・・卒業検定後半です。

【自信メーター】自信もテンションも過去最悪・・・。

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そ・そ・そ・そ・そ・そ・そんなことより!!前回の47.みきわめ(第二段階)にコメントをくださったタカさん!いつもコメントありがとうございます!!やっぱり左折時の右車線は教習所によるんでしょうかね??ネットでも諸説あったので。。。
ちなみに、私の番ではない時でしたが、信号のない横断歩道にいました!!!おば様!!なんだかとっても不自然な感じで立ってたので、実は教習所に雇われた人か、もしくは教習生に試練を与えるのが趣味の人なんじゃ・・・。って思っちゃいました。

そ、そして、ちぃすけさん!コメントありがとうございます!!実はちぃすけさんはリアルのお友達以外では初めてこのブログにコメントをくださった方なのです!!今ではありがたいことにたくさんの方からコメントをいただき、ブログを続ける原動力となっていますが、初めにキーを回してエンジンをかけてくれたのは間違いなくちぃすけさんなんです!!!本当にありがとうございました!

今、上ではあんなことになっている私ですが(笑)、皆様のお言葉を励みに頑張ります!!